トシchannel

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とある雪国でのびのび暮らす自由気ままな医学生。部活も引退して自由になりすぎてブログを始めました。ゆるく読んでね。

【旅行に行く前に】世界遺産検定のすすめ おすすめの参考書

日本には合計23の世界遺産があり、世界には1121もの世界遺産があります。(2019年時点)

遺産といっても仰々しいものではなく、京都や奈良、日光、富士山、広島の原爆ドーム、さらには東京の国立西洋美術館といったように、身近なところにもたくさん遺産は存在しています。

皆さんも一回は訪れたことがあるのではないでしょうか。そして、これから旅してみたい世界遺産も多くあるでしょう。

ただ、世界遺産を旅するだけでもいいのですが、それだけではもったいないです。

世界遺産に登録されている場所は必ず、歴史的に価値が高いところだからです。歴史的背景や、なぜその場所が貴重かを理解したうえで旅をすると、新しい発見が生まれます。

旅行好きならば、世界遺産検定の内容を一度勉強してみてはいかがでしょうか。


くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト<第3版>

目次

世界遺産検定に挑戦するメリット

ぶっちゃけ、世界遺産検定は民間資格ですし、就職に役立つ企業というのもほとんどないようなので、世界遺産検定に合格する大きなメリットはないと思われます。

僕も、世界遺産検定の問題集や過去問は解きましたが、実際に検定を受けるつもりはありません。合格しても意味がないからです(笑)5000円ほどの高い受験料を払って検定試験自体を受けるメリットはないと思います。

では、なんでこの世界遺産検定の勉強をしたのか。

それは、冒頭にも書いたように、日本各地、さらには、世界各地の観光地の歴史的背景もわかるからです。旅行に行った際にその場所をより深く理解してより観光を楽しめるのもそうですし、旅行に同行した友達に、この寺の歴史は…などと解説して自慢することもできちゃうのです笑

もうひとつ、僕が思う世界遺産を学ぶメリットとしては、世界史の勉強ができるというという点です。例えば、世界にはキリスト教イスラム教、仏教といった宗教に関連する遺跡が大量に存在します。どこどこの歴史地区や旧市街といった遺跡も古代の宗教が関わることです。

世界の歴史は宗教とともに発展してきているので、世界遺産を学ぶことは世界史を学ぶことでもあります。

高校で世界史を履修しておらず、全く世界史について知らないような人は、わりとお気軽に世界史を学ぶチャンスですので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

世界遺産検定の難易度

 世界遺産検定には難易度の低い順に4級から1級までと、1級よりも高難易度のマイスターまで、多様のレベルが設定されています。

前述のように趣味程度で学習する場合は2級から学習をスタートさせることをお勧めします。

2級というと難しいように感じるかもしれませんが、マーク式選択問題60問を60分で解くもので、6割以上の点数を獲得すると合格となります。ここ最近の合格率は5割を超えているようですし、自分も1週間くらいかけて参考書を通読して過去問を解くと合格点を超えることができたので、わりとお手軽です。

3級では出題範囲の世界遺産は100ほどですが、2級になると300までふえるので、十分な知識を得たうえでお手軽さを求めるなら、2級がベストです。

1級の問題は世界の1000を超える全遺産が範囲となるので、かなり厳しい印象です。僕はここまで挑戦していませんが、日本の遺跡や最近登録された世界遺産に関する時事ネタも相当数出題されているので決して無理ゲーではありません。

ぜひ、遺産を極めたい猛者がいらっしゃれば挑戦してみてはいかがでしょうか。

おすすめの勉強法

 

 この二冊で学ぶのがいいです。僕みたいに検定を受けるつもりがない人は過去問を解かず、テキストだけでいいかもしれませんが、勉強内容の確認やモチベーションの維持のためにも、過去問にも挑戦してみてはいかがでしょうか。