【高校一年生から】高校物理を受験の得点源にする方法
高校生の理科で一番難しいイメージがあるのは、物理だと思います。
高校1年生で物理基礎の授業が始まったときは、授業についていけるかとても心配していました。
しかし、一度理解してしまうと物理は暗記量も計算量も少なく、受験の時には一番の得点源になりました。
センター試験や共通テストでも物理は一番100点満点がとりやすい教科だと個人的には思います。(僕はケアレスミスで本番では100点をとれませんでしたが…)
僕が実際行っていた物理の勉強法を紹介します。
目次
物理が受験で点数がとりやすい理由
問題文の意味を読み取り、公式を用いて立式をして、計算し答えを導くという意味では、物理は数学と似ています。
僕が数学が苦手すぎることも原因の一つに挙げられるかもしれませんが、物理は数学と比べて次のようなメリットがあります。
- 計算量が少ない
- 覚えるべき公式の量が少ない
- 問題文から問われている内容や状況が理解しやすいので、使うべき公式が分かりやすい
なぜ難しいイメージがあるのか
物理が難しいイメージがあったり、実際に物理が苦手な人が多い理由は、
物理現象の意味を理解せずに公式だけ覚えてる人
が多いからだと思います。
例えば、力のモーメントの式をM=Frsinθなんて覚えたとしても、モーメントがなにかを理解していなければ、どこの角度θをとればいいのやと迷ってしまいます。
反発係数e=-(v1'-v2')/(v1-v2)なんて覚えても、速度の向きはどっち向きや?なんで式の最初にマイナスがついているんや?とすこしひねった問題が出されただけでわけわかんなくなってきますよね?
そんな状態で、問題演習をしているから、物理が難しく感じるんです。
正しい物理の勉強法
前述したように、とにかく物理では公式を覚えるのではなく、
物理現象の本質を理解するのが大切です。
僕は高校3年の受験期に入るまでは以下の参考書を用いて基礎固めをしていました。
特に電磁気は力学と比べて問題の状況をイメージしにくいですが、この参考書では電圧を滝、電流を水流に例えるなど、視覚的にイメージしやすいように工夫して作られていてとても分かりやすいです。
中古で300円くらいで買えるのでとてもおすすめです。
この宇宙一シリーズで基礎を固めた後に初めて、名問の森物理 力学・熱・波動1 (河合塾シリーズ)や2020実戦 物理重要問題集 物理基礎・物理といった参考書で問題演習をしていくといいでしょう。
基礎固めをしておくとこの辺の問題がすらすら解けるようになります。