トシchannel

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とある雪国でのびのび暮らす自由気ままな医学生。部活も引退して自由になりすぎてブログを始めました。ゆるく読んでね。

【大学入試】数学の演習は書いて説くべきか。

皆さんは、数学の勉強が好きですか?好きという方はこの先全く有益な情報が出てこないと思うので、サイトを閉じていただいて結構です(笑)

僕は、数学が大嫌いでした。何が楽しくて因数分解だの、微分だのしなければならないか理解できなかったんですよね(笑)将来何の役に立つかも分らないし。

しかし、医学部の大学を受験するにあたって、数学が受験範囲に入ってない学校はありません。医学部に入学したいからと渋々数学を学ぶことにしたのですが、やっぱり、数学は嫌いです。

そんな数学嫌いな人でも数学がある程度は(受験で足を引っ張らない程度には)できるようになる方法があるので、ご紹介します

目次

 なんで数学の勉強がいやなのか

そもそも、なんで数学の勉強が嫌なのでしょうか?

ほとんどの方は数学の問題が解けないからだと回答するはずです。どんな問題でもすらすら解けてしまうのなら、数学嫌いになんかなりませんね。

もう一つ、数学が嫌な理由として、勉強に時間がかかることが挙げられると思います。センター試験(今は共通テストなんですね。)であっても大問一つ解くのに15分かかりますし、二次試験の問題に至っては、大問一つの回答に通常20分から30分を要します。2時間の試験時間で4,5問解かせるような大学が多いので時間がかかるのも当たり前ですね。

しかも、問題を解いても記述式の回答の場合、その回答があっているか判定するのが難しいです。答えがあっていても、途中式が間違えていて減点されていることもしばしばです。

せっかく時間をかけていやいや問題を解いたのに、自分の回答があっているのかわからないようではいやになってきますよね。

 おすすめの方法

そんな方におすすめの方法があります。

問題集の答えを丸暗記すればいいんです。

考える時間もとられないし、模範解答をそのまま答案として書いて減点されることはないから安心ですよね。

この話をすると、多くの人に、それでは自分で考える力がつかないとか、初見の問題に対応できないとか批判されますが、僕は数学が苦手な人が短時間で最低限の点数を取る方法はこれしかないと思っています。

数学が苦手な人が、公式を覚えただけで自分の力で大学入試の過去問を解くのはぶっちゃけ無理ゲーです。考える力をつける以前に、問題を解くのが嫌になって数学がより嫌いになるだけです。

初見の問題に対応する以前に、頻出の問題の解法を覚えていなけらば、どんな問題にも対応できません。

実際僕は、高校生の時の自宅学習でほとんど数学の問題を紙に解いた記憶がありません。ただ参考書の問題と解答をひたすらに読んでいただけです。シャーペンも赤ボールペンも使わないので環境にも優しいですね(笑)

実際その勉強法でぎりぎり現役で医学部入れる程度には数学ができるようになりました。

おすすめの参考書

数学の参考書といえば、真っ先に頭に浮かぶのは次のようなものですね。

 チャート式もいいんですが、これを数Ⅰから数ⅲまで覚えようとすると日が暮れます。3000問近く問題を暗記しなければいけないことになってしまいますが、そんなことは不可能です。

なぜなら、暗記するには最低3回は問題と答えに目を通さなければならないからです。考える時間はないので、1問目を通すのにかかる時間は3分くらいと、問題を解くことに比べれば圧倒的に時間短縮にはなりますが、それでもチャート式の問題数は膨大すぎます。

あと、もう一つおすすめできないのは、計算の途中式が省略されている問題集です。計算方法もすべて見て覚えるので、途中式が省略されている問題集だと、計算過程が目で追えず、暗記に支障が出ます。

僕がやってきた問題集で一番暗記に向いていたのは大学への数学 1対1対応シリーズ」です。全部で6冊のシリーズですが、1冊100問くらいなので、600問ほどですべての範囲の問題を網羅できます。ほぼすべてが大学の2次試験の過去問で頻出の問題ばかりが掲載されているので、暗記すると受験に役立ちます。

回答解説が別冊になっているわけでなく、問題文の下に書かれているので、覚えやすい構造になっていることもお勧めできる点です。もちろん途中式も省略されていません。

 一冊だけリンクを張っておいたので是非チェックしてみてください。

まとめ

数学の勉強は頻出の問題を3回以上、できれば何回も眺めて、完ぺきに覚えるべきだというお話をしてきました。実際このやり方で受験で目新しい問題が出てきても、「あの問題のこの部分とこの問題のあの部分を組み合わせれば解けそうだな」ってことが頭に浮かんで割ととけてしまいます。

みなさん参考にしていただければ嬉しいです。